コラム

GPT-6 Astraで動画編集がすごく楽になる!専用ツール作りからAIキャラクターとの対談まで

GPT-6 Astraで動画編集がすごく楽になる!専用ツール作りからAIキャラクターとの対談まで

「動画を発信したい。でも、編集に時間がかかって続かない」

撮影よりも、そのあとのカット、字幕、音量調整、書き出しで手が止まってしまう。そんな方に注目してほしいのが、GPT-6 Astraを使って、動画編集の作業をAIに手伝ってもらう方法です。

編集ソフトに指示を出す仕組みを用意したり、自社の動画に必要な機能だけを備えた編集ツールを作ったり。さらに、AIキャラクターを話し相手にして、対談そのものをコンテンツにすることも考えられます。

今回は、この3つをつなげた動画制作のアイデアをご紹介します。以下の制作例は活用提案であり、弊社で実測した作業時間や完成済みの連携事例を示すものではありません。

GPT-6 Astraで、動画編集の何が楽になる?

OpenAIの公式資料では、GPT-6 Astraはコーディングやコンピューター操作などに対応するモデルとして案内されています。こうした能力を動画制作に応用すると、「どんな動画にしたいか」を伝え、編集手順や実行用のコードを組み立ててもらう使い方ができます。GPT-6 Astraの公式モデル資料

たとえば、こんな依頼です。

> このインタビューを、初めてサービスを知る人向けの60秒動画にしたいです。文字起こしとタイムコードから使う部分を選び、冒頭で悩み、次に解決策、最後に問い合わせ案内が来る編集案を作ってください。

ここで人間が決めるのは、誰に何を伝えるか。AIには、構成案、使う場面の候補、字幕の下書きなどを任せます。素材を渡す際は、使う環境に応じて文字起こしや静止画、タイムコードを用意します。

単に会話欄にお願いするだけで、手元のすべての編集ソフトを操作できるわけではありません。実際の編集には、ソフトとの接続や、コードを実行できる環境が必要です。ここが、相談から作業の自動化へ進むポイントになります。

① GPTに動画編集ツールを動かしてもらう

AIと編集ツールをつなぐ方法には、ソフトが用意するAPIやスクリプト機能、MCP、画面操作などがあります。APIは外部から機能を呼び出す窓口、MCPはAIと外部ツールをつなぐ共通の仕組み、と考えるとわかりやすいと思います。

利用するソフトやバージョンによって、自動化できる範囲は変わります。まずは「素材の読み込み」「指定区間の切り出し」「字幕の追加」「書き出し」のうち、どこを外部から実行できるかを確認します。

繰り返しの多い作業から任せる

たとえば、コマンドで動画や音声を処理できるFFmpegを使えば、GPTが作った処理手順を実行する構成を作れます。FFmpegは動画の変換やフィルター処理などを備えています。FFmpeg公式ドキュメント

活用案としては、次のようなものがあります。

  • 指定した開始・終了時刻で素材を切り出す
  • 確認済みの字幕ファイルを動画に重ねる
  • 音量や出力サイズを決めたルールにそろえる
  • 同じ素材から、横長版と縦長版を書き出す

依頼するときは、「いい感じに編集して」よりも条件を具体的にすると、完成形を確認しやすくなります。

> 元動画は残して、別ファイルに書き出してください。字幕は画面下に2行まで。縦長版では顔が見切れないように候補を出し、まず15秒の試作品で確認させてください。

無音の区間も、話の余韻として必要なことがあります。切り出し候補はAIに任せつつ、話の意味が変わっていないか、字幕や画角が自然かを人が見る流れにすると使いやすくなります。

② 自分専用の動画編集ツールを作ることもできる

もう一つ面白いのは、GPT-6 Astraに開発を手伝ってもらい、毎回の動画制作に必要な機能をまとめた小さなアプリを作る方法です。

たとえば、商品紹介の動画を毎月作る会社なら、こんな画面が考えられます。

  1. 商品写真と動画素材を入れる
  2. 商品名、特徴、最後の案内文を入力する
  3. ブランドに合わせた字幕とロゴの配置でプレビューする
  4. 内容を確認して書き出す

毎回フォントを選び直したり、ロゴの位置を調整し直したりする手間を減らせます。必要な項目を入力すれば同じ型の動画が作れるので、担当者が変わっても運用しやすそうです。

技術の選択肢には、Reactで動画をプログラムとして組み立てるRemotionなどがあります。GPTには、こうした技術を使うアプリの画面や処理の実装を手伝ってもらいます。Remotion公式ドキュメント

> 商品写真3枚と紹介文から、30秒の紹介動画を作るツールを開発したいです。文字や写真を差し替えられるプレビュー画面を作り、まず1本書き出せるところまで実装してください。

最初は、決まった形式の動画を1本作れるところから始めると、必要な機能が見えてきます。生成されたコードには動作確認や修正が必要で、動画の書き出し時間、実行環境、使うライブラリの利用条件も確認します。

一度ツールが完成すれば、定型的な書き出し部分は毎回GPTを呼ばずに動かす設計もできます。AIに開発を手伝ってもらうことと、完成したツールが常時AIを使うことは、分けて考えられます。

③ AITuberKitで、バーチャルキャラクターと対談する

編集を楽にするだけでなく、撮影のスタイルも広がります。その一つが、画面上のAIキャラクターを聞き手にした対談動画です。

AITuberKitは、AIキャラクターとの会話や配信に使えるツールキットです。VRMなどのキャラクターモデルを表示し、AIサービスと組み合わせた対話を構築できます。公式READMEには、OpenAI Realtime APIを使う低遅延対話も紹介されています。AITuberKit公式リポジトリ

活用案としては、経営者がサービスを説明し、キャラクターが「初めての人には何がうれしいのか」「どんな場面で役立つのか」を質問する構成が考えられます。

一人でカメラに向かって全部説明しようとすると、話が長くなりがちです。聞き手がいれば、質問に答える形で話を進められます。商品の紹介、よくある質問、採用向けの仕事紹介などにも応用できそうです。

GPT-Live 1をAPIでつなげば、より自然な会話を目指せる

こうした対談の音声部分で注目したいのが、正式名称「GPT-Live 1」、APIで指定するモデル名が「gpt-live-1」の音声モデルです。

公式資料では、相手の話を聞きながら話せる全二重の音声対話と、会話への割り込みへの対応が説明されています。考える処理やツール操作を、背後のエージェントに任せる構成も用意されています。GPT-Live 1の公式モデル資料

これをキャラクターの表示と組み合わせれば、話しかける、返事を聞く、途中で補足する、といった往復を持つ対談を目指せます。実際の話しやすさは、通信環境やマイク、会話の設定によっても変わります。

キャラクター表示と音声APIをつなぐ仕組みが必要

構成のイメージは、「マイク → GPT-Live 1 → 返答の音声 → キャラクターの口の動きと再生」です。

ブラウザからつなぐ場合、公式ガイドにはWebRTCを使った接続方法が用意されています。サーバーで接続を準備し、ブラウザでマイク入力と音声再生を扱います。APIキーはサーバー側に置きます。GPT-Live公式導入ガイド

AITuberKitがRealtime APIに対応していることと、GPT-Live 1をそのまま選んで動かせることは別です。 今回確認した公式READMEだけでは、GPT-Live 1の標準対応までは確認できません。導入するバージョンを調べ、未対応ならLive用の接続処理や音声再生、口の動きとの連動を追加する開発が必要です。

また、GPT-Live 1が返す音声を使う構成では、別の音声合成エンジンで決めていたキャラクターの声がそのまま引き継がれるとは限りません。対話の自然さと、キャラクターとしての声の統一感を、両方聞いて確認したいところです。

対談を収録して、GPT-6 Astraで見やすい動画に仕上げる

ここまでの仕組みをつなげると、次の制作フローが考えられます。

  1. 企画する: GPT-6 Astraと、視聴者に伝えたいことや質問の順番を整理する
  2. 対談する: AITuberKitなどのキャラクター表示と音声APIを組み合わせ、会話を収録する
  3. 素材を整理する: 収録データから、タイムコード付きの文字起こしを用意する
  4. 編集する: GPT-6 Astraに見どころと字幕案を出してもらい、接続した編集ツールで試作品を書き出す
  5. 仕上げる: 人が内容、音量、字幕を確認し、本編と短尺版を完成させる

たとえば、10分のサービス紹介対談から、説明用の本編と、質問ごとに分けた短い動画を作る設計です。収録時に人とキャラクターの音声を別々に保存できるようにしておくと、あとから音量調整や不要部分の編集をしやすくなります。

キャラクターには「一度に質問は一つ」「答えを聞いてから掘り下げる」などの方針を与えると、対談の形を整えやすくなります。会社や商品の事実関係は資料を用意し、公開前に確認します。

運用費は、音声API、必要に応じた裏側のモデル、サーバーや書き出し処理を合わせて考えます。GPT-Liveの音声セッションと裏側のモデル・ツールは別々に課金されるため、まず短い収録で使用量を把握すると計画を立てやすくなります。GPT-Liveの利用料金の説明

事業で使う場合は、AITuberKitの商用利用条件と、キャラクターモデル・音声の利用条件も導入前に確認します。AITuberKitの利用規約案内

まずは、いつもの動画を1本作るところから

GPT-6 Astraを動画編集に取り入れる入口は、意外と身近です。「毎回の字幕作業を減らしたい」「同じ型の商品紹介を作りたい」「一人語りをキャラクターとの対談に変えたい」。このうち、一つを選ぶだけでも制作の進め方が変わります。

繰り返す作業をAIやツールに任せ、伝えたい内容と仕上がりの確認に時間を使う。 それが、動画発信を続けやすくする使い方だと思います。

Galewestでは、業務に合わせたAI活用や、オリジナルキャラクターを使う情報発信のご相談を承っています。作りたい動画と、いま時間がかかっている工程をお聞かせください。

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※モデル名・機能の記述は2026年9月15日に確認した公式情報に基づきます。対応状況は、導入時の公式資料と利用環境でご確認ください。

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#ChatGPT#GPT-6 Astra#動画編集#AITuberKit#GPT-Live 1#AIキャラクター

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